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  • 執筆者の写真北沢さとる

東京の教室の看板を撤収し、いざ香川県へ教室移転!

今週始めに、娘の保育園で”お別れ遠足”なるものがあったのですが、娘が遠足に行っている隙に自宅の引越し作業を無事終えました。


当然自宅も引き払ってしまっていたので、娘を迎えに行ったその足で空港近くで家族でホテルに泊まり、翌日には空路香川県入り。その後、高松市の自宅で引越し業者と合流し、無事引越し完了!


・・・のはずが、僕だけまだ東京なのです。まだ少し仕事が残っていたのと、旧教室の片付けもあったからです。旧教室自体は3月15日に閉講しましたが、昨日ようやく看板をおろしました(இдஇ; )

教室看板の写真
11年間お疲れ様でした!

思い起こせば11年前、スケジュールを自由に決めたいという想いと、自分なりに世の中のお役に立ちたい!という想いで、当時お世話になっていた事務所を離れ、立ち上げた自分のギター教室。


ギターの仕事って、華やかで格好いい仕事から、夜の繁華街で演奏するような仕事まで幅広くありまして、華やかな仕事は関係者も楽しく和気あいあいと進んでいくものなのですが、繁華街での演奏になってくると、どちらかというと飲食業なのかな?っていう仕事もあり、ミュージシャンのモチベーションも低かったり、なんだかくすんでいる現場が多いように感じることも多々ありました。


一晩3〜6ステージを毎晩のようにこなし、お客さんと飲んだりお付き合いがあったり、、ミュージシャン以外のスキルが必要になってくるわけで、変な話ホストみたいになっている人もいました。


もちろん、それはそれで凄いスキルが必要になってくるので、尊敬できる大切な職業だとは思いますが、元々僕はミュージシャンとして、そういう仕事はあまりやりたくなく、アーティストとのクリエイティブな仕事や、いわゆる若い音楽シーンを盛り上げていくような仕事をしたいと思っていたので、少々違和感を感じつつも、現実としては、夜の繁華街での演奏でしのぎを削りつつ、それよりもやや低い頻度でやってくる華やかな仕事で身を立てるのが精一杯でした。まして事務所が絡んでいるとなると、身勝手なことはできません。


当時も事務所から以外で、個人的に請け負う仕事もあったのですが、少なくともスケジュールの部分では一度事務所を通さなければいけない状態でしたので、当時売れに売れていた若手アーティストのコンサートツアーを、演歌の仕事1本の為に泣く泣く断ることもあったりして(当時の感想です(^◇^;)演歌も素敵ですね)大変悔しい思いをしたこともありました。


そんな20代を終えようとしていた頃、新たに大きなツアーの案件も出始めてきて「そろそろ次のステップへ上がりたい」と思い、独立、教室を開設したのです。


その時決めたことは「朝起きて夜寝る仕事をする」こと。体の為にも、オールナイトで演奏するような繁華街での仕事は辞めて、その頃からやっていた講師としての仕事をベースに、ライブは自分の納得のいく仕事を選んでいくことが大切と思ったからです。


朝まで5ステージ演奏して、そのまま始発の新幹線で地方に入って2回公演のステージをこなす・・・なんてこともザラだったわけですが、正直それなら始発の新幹線〜のくだりの仕事だけをしたかったわけです(笑)


ちなみに、今の僕はサングラス姿が多いですが、年末の繁忙期、寝不足に次ぐ寝不足でコンタクトで徹夜をしていたら角膜炎になってしまいまして、当時普通のメガネでステージに上がったところ、事務所の社長から「もっとミュージシャンらしい感じのメガネで!」と言われ、サングラス(メガネ)になっていたりします。視力は0.01です(இдஇ; )


話は逸れましたが、そんな理由から始めた小さな小さな”ちんちくりん”なギター教室。地元にこの看板を掲げるのは、なんと恥ずかしかったことか・・・なんかビクビクしながら看板を設置したのを今でも覚えています(^◇^;)


そんな気持ちでの、初めてのお問い合わせからの初めての体験レッスンが、まさかのすっぽかされまして(笑)当時、死ぬほど寂しい気持ちになったのですが、そこから11年、この看板もよく頑張ってくれました。


矢面に立って一緒に恥ずかしい思い?をしてくれたこの看板に感謝!記念に取っておこうと思うけど、大きすぎるので、実家に置き去りにしてきます。。


そして、ギターも東京から香川県は高松市に運んだわけですが、ギターだけでもおよそ15本!ギター専用の段ボールを購入したりと中々の作業でした。


壊れても諦めがつくギターは自宅引越しと同じトラックに詰め込んでいただいたのですが、メインで使っているエレキギター・アコースティックギター・ガットギターの3本はどうしても自分で運びたいのと、CDの流通業務も請け負っている都合で、約300バンドから預かっている大切な商品(CD)も引越し業者に安易にお願いできないということで、車を香川に運ぶついでに運んでしまおうという魂胆もあり、その手配でなんだかてんやわんやでした。


そんな作業も無事に終わり、車も東京有明から徳島までフェリーで運ぶことでひと段落。当然僕もフェリーで行くことになるので、これから船でゆっくり高松に向かいたいと思います。移住に向けて、メガネもマイルドに新調したので、心機一転頑張りたいですね。


取り急ぎ、香川県のことは妻の実家に帰省して遊んでいる程度にしか知りませんので、これから頑張って勉強したいと思います!!


無料体験レッスン実施中の画像
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